理想を求めて。。グルグルー!

人は自分のイメージする理想に向かって人生を生きていきます。

いい大学に行って、いい会社に入って、高い給料を得て、自分と最高にマッチしたパートナーと結婚して、幸せな家庭を築いて、安心な老後を得て。。

 

今の20代はこんな古い理想のイメージ崩れてきてるかもしれませんが、基本的に人間は

理想に届いていない✖️な現状を、理想に届かせ○にする

というパターンで日々を生きていきます。

 

この✖️→○にしていくパターンを土台に日々を生きていくとどうなるでしょうか?

 

まず第1に、、

疲れます。

理想の自分に対してできてない自分というギャップを無意識に抱えながら過ごすので、ふと気が緩むとめっちゃ疲れがきます。

 

そして、無意識に疲れを蓄積しながらも動き続けるので、

倦怠感が生じます。

それでも✖️→○にしようと動き続けてるうちはいいんです。一度足を止めてしまうと大変です。

重力に飲み込まれた状態、蟻地獄に吸い込まれたような状態になり、酷ければ再起不能、引きこもりです。

 

また、✖️→○パターンを土台に生きていると、

他人の応援も信じられなくなります。

一例を挙げると、

「頑張って!応援してる!」

と言われ、

「うん!ありがとう^ - ^」

と表面は笑顔で答えていても、

「いやめっちゃ頑張ってんねんけどな!!

これ以上頑張れっていいうかい!!

何も分からんくせに言うなや!( *`ω´)」

という怒りが生じ、

誰も頑張ってる本当の自分を分かってくれないから、人に会うのも面倒になってきます。

 

このような様々な弊害を生む✖️→○パターン。

人間は500万年間基本的にはずっとこのパターンを繰り返して生きています。

 

このパターンを繰り返してしまうのも、

脳の認識の癖、脳の観点の特徴からきます。

 

基本的に脳は足りないや不完全を選択します。

現在✖️と理想○の間に差異をつくり出すことによって別々の現象、イメージであると認識するのです。

 

脳の認識の特徴を4つにまとめたものがあります。

①部分だけ取る

②違いだけ取る

③過去とつなげて取る

④有限化(3次元化)させて取る

この4つの機能によってイメージのギャップを作り出して、「Aがある、Bがある、Cがある、、」と別々の現象があると認識していくのです。

 

つまり脳の仕事はギャップをつくっていくこと=不完全や不足をつくっていくことなので、仮に理想の自分に到達できたとしても、何度も何度も足りないところを自ら創り出して✖️→○のパターンをグルグル繰り返していきます。

 

この脳の✖️→○無限ループを脱出するには、

認識技術しかありません!

 

認識技術を使って脳の無限ループを脱出できれば、

足りないできない不完全な現在地を完全にするのではなく、

今ここスッキリ満ち足りた状態から、もっともっと最高の状態をつくる○→◎のパターンのライフスタイルを構築できます。

過去の経験イメージで構築された機械的な条件反射からも脱出でき、自ら脳神経の回路を再構築できるので、クリエイティブやイノベーションなどの活性化にも繋がります。