今望まれている仕事、教育

近代以降、資本主義の発達と共に

人間は「自分の身は自分で守る」「自分が成功して、豊かに暮らす」

といった自我意識を成長させる方向で進んできましたが、

情報化社会に突入して以降、

外との関わりを断つことができない状況にますますなってきてると思います。

 


インフラレベルで個人と世界が全部繋がってしまっているのです。

 


つまりこの時代の危機の本質は、

社会が育ててきた一人ひとり個人の知性が成熟の時期に入り、

個人が社会のために生きなければならない時が来ているのにもかかわらず、

個人のエゴ欲求を満たすために、

自分の考えや感情、言葉、行動、人間関係を使っていることでもあります。

 


社会は全部繋がる方向にすすんでいるけれど、

個人は何として「この体だけが自分」という意識のままなので、

矛盾や歪みが発生しているのです。

 


ですから私たち一人ひとりが、

この時代、この社会が願っている美しい仕事、意味価値のある仕事を探し、

それらを一所懸命実践することで、

時代の危機が解決されていきます。

 


では、どうすれば時代、社会が願っている価値ある美しい仕事ができるのでしょうか。

この時代、この社会が切実に必要とする仕事とは、どんな仕事なのでしょうか。

 


それは人間一人ひとりの無限の可能性を大爆発させる認識技術を活用し、

人々を教育するメタ知識・メタ教育を提供する仕事です。

メタレベルに認識能力を上昇させることで、バラバラな方向性を融合させる道が見えるのです。

個人と社会のベクトルを矛盾なくキレイにつなげることができる仕事や教育が

今望まれています。