身近な人ほど苦労す

突然ですが、

好きな人をイメージしてください。

次に、

嫌いな人をイメージしてください。

 

どうでしょう?

好きな人は嫌いな人に比べて、接触頻度が低い人。

嫌いな人は好きな人に比べて、接触頻度が高い人、であることが多いのではないでしょうか?

 

1番近い関係にある人ほど頻繁に出会い、良い面だけでなく、悪い面(自分が好きになれない面)とも多く出会う様になります。

 

良い面に出会うほど期待が生まれ、

悪い面に出会うほど失望します。

 

だから、同じ職場や家族など身近な人間ほど.

「自分が期待してるようにしてくれない、思った通りにいかない。」となり、

摩擦・衝突・葛藤が尽きることありません。

 

 

人を嫌いになってしまう根本的な原因は何でしょうか?

実は毎日の様に出会っているのは、人と人の体ではなく、〝観点・判断基準同士〟が出会ってます。

 

人それぞれの経験体験で培ったそれぞれのイメージ体系や観点があり、同じ単語を聞いても頭の中でイメージしていることが全く別々の状態で、話し合っても本当に分かり合えることできません。

 

些細なコミュニケーションのズレのようですが、実は大きなストレスがかかっていて、修正せずにお互いが我慢して蓄積していけば、いつか爆発し大きな溝をつくることになりかねません。

 

出会った時は印象がよかった人が、一緒に何かすることになって徐々に嫌いになってくてことも多いと思います。

 

人は遠くにあるものに希望を抱き、

近くにあるものに絶望する生き物ですね。

脳が見せるバーチャルリアリティ、錯覚の仕組みですね。

 

 

どうすれば嫌いな人を好きになれるのか?

どうすれば相手のリアクションに左右されず、

今ここの関係性にワクワクできるのか?

どうすれば今この瞬間に希望を抱けるか?

 

脳のみせるトリックをしっかり理解して、

不動の志からからくる、

不動の人間関係をつくっていきたいですね。