まるで初めての出会い
人間は0~6歳まで経験からくる感情が、
今の自分の表現パターンの90%を決めています。
「そんなことない!自分は色んな人生経験を経て変化してきた!」
と思う方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、
基本的には小さい頃に創られた1つの感情パターンをずーとずーと繰り返しています。
絡まった糸を解くように、丁寧に自分の感情を解いていけば、
0~6歳の間のどこかで経験した強烈な感情体験に行き着くのです。
ある出来事に対して、自分が感じた思いや感情は、
時間が経つとイメージとして残り、
これをたくさん蓄積して、固定された観点が出来上がるのです。
そしてその観点、イメージを持って目の前の人と出会うので、
ありのままのその人を見ることができないのです。
無意識的に雰囲気や顔、声、表情などを自分の記憶データと結びつけて、
瞬時に苦手や好きと言った判断をしてしまっています。
もし脳のの記憶データを超えたところから、
今この瞬間に集中してあっていれば、
今その瞬間のその人を感じることができるので、
例えいつも顔を合わせている人でも、
まるで初めて会うような発見ができるのです。