2018-07-30から1日間の記事一覧

これからの時代の中心価値〝尊厳〟

自分の外の環境を物理的に開発開拓してきた物質文明の時代が終わり、 これからの時代は自分の中の認識能力を開発開拓する、精神文明、心の時代が始まります。 心の時代において重要な価値・中心価値は“尊厳”です。 尊厳とは、朝起きて目の前に広がっている現…

尊厳、無限の可能性そのもの

本来の自分は全知全能、無限の可能性です。 無境界線から全てを生み出した創造主。それが本来の自分。 自分が創り出した境界線、 つまり自分のイメージや考え、感情に縛られるのは本来の自分から見たら 屈辱であり、人間の尊厳が潰されている。 ほんとうは境…

「心の殻」を取り払うには?Part3

6、孤独・孤立の殻 現実世界で地位や名誉を獲得しても、自殺や彷徨にはまってしまう天才的なアーティストや哲学者がたくさんいます。 「孤独、孤立の殻」がその段階です。自分の本当の考えや気持ちを理解してくれる人がいない、と感じるのがこの殻です。 特…

「心の殻」を取り払うには?Part2

3、罪悪感の殻 親の期待通りになれない自分に罪悪感を持ってしまうのがこの殻です。 この殻につかまると、誰もやったことのないチャレンジをして、自ら主導権を取ることや先手を打つパイオニア開拓精神がなくなってしまいます。リーダーシップをとることの恐…

「心の殻」を取り払うには?Part1

人間の根本的な限界を突破して、一人ひとりが持っている無限の可能性を爆発させるためには、それを邪魔する心の殻を破らなければなりません。 心の殻の形成は人間の成長段階と関係し、8種の段階があります。 1、不信・不安の殻 人間の心を覆っている最も分厚…

すべての基準点〝観点〟

人間は、認識活動によってつくられる「観点」を中心道具に意思決定し、行動しながら生きているので、観点はその人の人生のすべてに影響を与える基準点であります。 さらに、集団の意思決定をつくり出し、社会秩序を決定する基準点でもあります。 観点→考え→…

記憶技術の時代から、認識技術の時代へ

人間は認識活動を特に意識することなく、幸せを得ようと努力してきましたが、 認識活動がわからない状態で生きることは、存在があるのが大前提で生きているということです。 その状態では、生まれてから死ぬまでの全体像、起承転結がわからない迷路の中の人…

最も根本的な活動〝認識活動〟

人間は日々様々な種類の活動を同時並行的に行っています。 呼吸したり心臓を動かしたり、生命維持に必要なのが、生命活動 衣食住を確保するなど、生き残ることに直結するのが、生存活動 自らを起点にして、自分の外に対して意味価値あるものを産み出す、生産…

人類が観察観測に使ってきた4つの観点

今までの人類が行ってきた現象に対する観察観測の観点として、 代表的なものを大きく4つに区分できます。 ①主観的観点 人間一人ひとりの日常生活を中心にした考えを基準とする観点 ②客観的観点 地球の外から見た物質の動き、物理法則を考えの基準とする観点 …

〝世界の根源〟の用途

自分の知っている世界から自由になり、戦争や殺人などの人類最大の課題を解決していくには、一体どうすればいいのでしょうか? 問題解決のために、どんな道具を活用すればいいのでしょうか? ここで登場するのが すべての存在のルーツ、問題のルーツである、…

無限アイデンティティから進化が生まれる

「この体の範囲が自分だ」という有限のアイデンティティではどんな問題がが生じるでしょうか? 1つは、 有限のアイデンティティではどんなに肯定的なものに変えたとしても、やる気やアイデアに限界が生じ、持続的な進化が起きません。 例えば「私は1億稼ぐ…

アイデンティティには2種類しかない

みなさん、アイデンティティと聞いて何を思い浮かべますでしょうか? 「私は山田太郎です」 というように親からもらった名前をアイデンティティとする人もいれば、 「私は~商事に勤め、営業部に所属しています」 というような所属や肩書きを思い浮かべる人…

無境界線こそがリアリティ

脳の認識のクセを体感をもって理解していくためには、 無境界線のイメージがちゃんとインストールされているかがとても重要です。 無境界線は有の世界を創り出す脳のペアとも言えるでしょう。 ペアがなければ、脳はものすごい負担にさらされパンパンになって…

有限化させて取る

目を閉じて見てください。 目を開けてみてください。 目を閉じただけで、一瞬にして模様形のある世界は消え、境界線の無い暗闇の世界が広がります。 そして、目を開けただけで一瞬にして模様形のある世界が再び生じます。 瞬きひとつで無限大の境界線が消え…

過去とつなげて取る

人間を苦しめる根本的な原因として、一度自らが創り出した境界線にいつまでもとらわれてしまう、ということが挙げられます。 過去の境界線に依存して、目の前の現象を理解しようとするのが人間です。 本当は何一つ固定したものはなく、今この瞬間も目の前の…

違いだけ取る

また脳は共通性を取るよりは、違いを取ることでAとBは別物だと認識したがります。 脳は違いが大好きなのです。 白人と黒人は同じ人間だけど、肌の色の違いを強調して取ることで、別の生き物だと認識され、その結果長い間差別による争いの歴史を繰り返してき…

部分だけ取る

人間は本来宇宙の外までピーンと気を張って、全体を感じ取り認識できる能力を持っています。 目の前にあるコップやペン、木や車、人などを自分の宇宙全部を使って認識することができるトータルビュー能力を備えています。 しかし、あえてコップはコップは、…

脳の認識のクセ

自分と自分以外の世界があると認識するために、人間の脳は境界線を引くための特有のクセを持っています。 もしも人間の頭がスパンとれてしまった状態でも、意識だけはちゃんと残り世界を認識でくるのだとしたらどんな世界が見えているのでしょうか? そこに…

マトリックスから出る

五感を使って見えてしまう、聞こえてしまう、出会ってしまう宿命を負った人間の心は、境界線だらけのマトリックスの中でいつも傷だらけ。 境界線は刃物。 模様形を生み出すことは、痛みにつながる。 人間が唯一解放できるものは何か? 人間の精神は自由、イ…

統制可能な心

慌ただしい日常を過ごしていると、自分の心がどんどん言うことを聞かなくなって行くのを感じます。 言うことを利かない心の状態では、いい仕事はできません。 有の世界は発散しカオスになっていくようになっています。 有り続ければカオスになるのです。 だ…

意識の宇宙

「自分が死んでも世界はあり続ける。地球は自分とは無関係に回っている。」 こう言うと何か寂しい気持ちになりませんでしょうか? 自分はこの大きな世界に何の影響力ももてないちっぽけな存在。。 二元論的思考方式に立脚した、物質の宇宙のみしか研究対象に…

人間の認識を開発する時代

人間は今まで科学技術を通して、主に外的空間である自然環境の開発し、生きることをより便利により楽にすることを追求してきました。 体の移動手段は陸では車が走り、海には船があり、空には飛行機が飛んで、地球ばかりかロケットを飛ばして宇宙ステーション…