「心の殻」を取り払うには?Part1

人間の根本的な限界を突破して、一人ひとりが持っている無限の可能性を爆発させるためには、それを邪魔する心の殻を破らなければなりません。

 


心の殻の形成は人間の成長段階と関係し、8種の段階があります。

 


1、不信・不安の殻

人間の心を覆っている最も分厚い殻が「不信・不安の殻」です。

人間が基本的な信頼を獲得するのは乳児期(0~2歳)です。

赤ちゃんは泣くことしかできず、必ずしも母親が適切な対応ができるわけではないので、人間は赤ちゃんの時から「分かってもらえない」「愛されてない」不安や恐怖感を持つようになります。

 


不信感が募ると「大人は信頼できない」「ここは自分のいるべきところではない」といった、他人や社会への不信に繋がっていき、うまく人間関係を築けない大人になるケースが多いです。

 


不信不安の殻を突破すると「この世は信頼できる!」「生きる価値のあるものだ!」

と思えるようになります。

 


2、羞恥心の殻

次に突破しなければならないのが、「羞恥心の殻」です。

人間は0~6歳の頃、自分の排泄物さえ自分で始末できずに、親や他人に依存して生きるしかないので、多様な羞恥心の牢屋に閉じ込められています。

 


また、親に失敗を怒られたりすると自信をなくし、これが「羞恥心」に繋がっていくケースが多いです。

羞恥心を超えられないため、自己主張ができず、さらに周囲との意思疎通ができない状態が続くと、ある日突然爆発して通り魔事件を起こしたりするケースもあります。

 


羞恥心の殻を突破すると、自己主張や自己統制等ができる人間になれます。