無限アイデンティティから進化が生まれる
「この体の範囲が自分だ」という有限のアイデンティティではどんな問題がが生じるでしょうか?
1つは、
有限のアイデンティティではどんなに肯定的なものに変えたとしても、やる気やアイデアに限界が生じ、持続的な進化が起きません。
例えば「私は1億稼ぐ人間」とすれば、10億、100億のイメージは湧かず、成長が1億円でストップしてしまいます。
それどころか、固定して決めつける窮屈で小さなアイデンティティでは、やる気やアイデアの限界が生じ、実際には1億に届くことは不可能でしょう。
また、境界線が有るアイデンティティの状態では、観点や判断基準の問題を根本から解決できていないため、必ず自分以外と対立や衝突を生み出す、裏切らない信頼の人脈を持続的に広げていくことは不可能です。
さらに、自分で決めたことも条件や状況によってコロコロ変わり、考えや行動の一貫性を持つことが難しいため、自分自身に対しても深い信頼を持つことが難しく、他人からの信頼や協力を得ることも容易ではありません。
「この体の範囲が自分だ」
という有限のアイデンティティは偽物の自分、仮初めの自分です。
境界線の無い、決めつけることのできない無限のアイデンティティが本当の自分なのです。
無限のアイデンティティでは、条件や状況に心が左右されて不安定になってしまう原因を根本から解決し、絶対自己肯定認識による揺るぎない自信感を持てるようになります。
認識技術は人を本当の変化に導き、現実の結果を創り出すことを可能にする技術です。
「境界線がないところまで広がって、どんな自分にもなれる創造性溢れる無限のアイデンティティに変化する。」
そのイメージやエネルギーを持つことが、AIには真似できない領域の開発開拓につながり、人間性能をバージョンアップさせることになるのです。