アイデンティティには2種類しかない

みなさん、アイデンティティと聞いて何を思い浮かべますでしょうか?

 


「私は山田太郎です」

というように親からもらった名前をアイデンティティとする人もいれば、

「私は~商事に勤め、営業部に所属しています」

というような所属や肩書きを思い浮かべる人や、

「私は~大学を卒業しました。」

と経歴や学歴をイメージする人ももいると思います。

 


または

「私は女です」というように性別や

「私は明るく、友達が多いです」と人柄をアイデンティティと考える人もいます。

 


アイデンティティとは何でしょうか?

私はアイデンティティは〝自分自身をどう思うか?〟と考えます。

そして自らが自分をどう思うかによって生きる方向性やスケールが決定されていくのです。

 


アイデンティティは現実を形作る原動力であると同時に、

限界にもなります。

 


Noh Jesuさんは

アイデンティティは大きく分けて2種類あると言っています。

 


一つは「この体の範囲が自分だ」という境界線を引いた有限のアイデンティティ

もう一つは、〝境界線のない無限のアイデンティティ〟です。

 


上にあげたような一般的に思い浮かべるアイデンティティのイメージは、

すべて「この体が自分だ」という認識がベースとなっています。

一方、境界線のない無限のアイデンティティは、一度この体の自分を離れ、

自分と自分の宇宙が消えたところにあるアイデンティティです。

 

 

 

有限のアイデンティティにはどんな限界が生じ、

無限のアイデンティティではどんなことが可能になるのでしょうか?