意識の宇宙
「自分が死んでも世界はあり続ける。地球は自分とは無関係に回っている。」
こう言うと何か寂しい気持ちになりませんでしょうか?
自分はこの大きな世界に何の影響力ももてないちっぽけな存在。。
二元論的思考方式に立脚した、物質の宇宙のみしか研究対象にしない現在の学問では間接的にこう教えているのです。
これでは心を小さく小さくさせてしまい、
人間の内に秘めた無限の可能性、イメージの爆発、アイデンティティの爆発の芽を摘んでしまいます。
この状況を変えるには、物質の宇宙のペアとして
〝意識の宇宙〟を取り入れることが必要です。
目の前の存在は全部自分が生み出している、と言う認識方式に変化することによって、無条件で世界を愛することができるようになり、また主体的に世界を変革していこうとやる気も湧いてきます。
もちろん、物質の宇宙を否定すると言うことではありません。
大切なのは物質と意識が切っても切り離せない関係なんだと視点を持つこと。
その相互関係を見ていくことです。
そこに心だけではなく、新しい科学の可能性も見えてきます。
人間はもっともっと偉大な存在です。
認識一つで宇宙を創造破壊できる存在なんです。
人間の尊厳を立たせるためにも、意識の宇宙を取り入れた新しい宇宙観を確立することが重要です。