すべての基準点〝観点〟

人間は、認識活動によってつくられる「観点」を中心道具に意思決定し、行動しながら生きているので、観点はその人の人生のすべてに影響を与える基準点であります。

さらに、集団の意思決定をつくり出し、社会秩序を決定する基準点でもあります。

 


観点→考え→感情→言葉→行動→関係性・共同体→歴史文明

というように

個人1人から歴史文明までも貫いて影響を与えるのが「観点」です。

 


観点は植物に例えれば根の部分にあたるので、すべての行為の基準点である観点に大きな問題があれば、他のすべてに問題が生じてくるのは当然のことです。

 


考え・感情・言葉・行動・関係構築の質を高めていくためにも観点の固定を解除する必要があるのですが、もっとも重要で深刻な問題は既存の認識方式では、観点自体を認識できないということです。

 


既存の認識方式では解決できない、「観点の問題」には以下があります。

①観点があること自体を認識できていない

②自分がどんな観点に固定されているのかを自覚できていない

③観点に気づけたとしても、固定された観点を変化させることができない。

 


世界の根源を応用した新しい認識方式で、これらの問題を突破し、

健康な観点を持つことで、古い概念にとらわれない新しい個人から新しい歴史文明までも首尾一貫して構築していくことが可能となります。