過去とつなげて取る

人間を苦しめる根本的な原因として、一度自らが創り出した境界線にいつまでもとらわれてしまう、ということが挙げられます。

 


過去の境界線に依存して、目の前の現象を理解しようとするのが人間です。

本当は何一つ固定したものはなく、今この瞬間も目の前の存在は変化しているのです。

現実は激しい動きなのです。

過去の境界線によっていては、固定観念化し、現状を正しく把握することができなくなります。

 


一番変化が起きにくいのは人間の意識です。

人間の固定観念はダイヤモンドよりも固いのです。

今ここ今ここ常に過去からくる固定観念を疑い、オールゼロ化した上で他人他物と出会うことが必要なのです。