違いだけ取る

また脳は共通性を取るよりは、違いを取ることでAとBは別物だと認識したがります。

脳は違いが大好きなのです。

 


白人と黒人は同じ人間だけど、肌の色の違いを強調して取ることで、別の生き物だと認識され、その結果長い間差別による争いの歴史を繰り返してきました。

 


ベクトルが共通性を取る方向に進めば、平和への道に繋がるのですが、

脳は刺激が大好きなので、違いを強調してとりたがり、共通性は隠されてしまいます。

 


違いを積極的に認識する脳のクセを理解することは、平和実現への大きな前進になります。

違いをつくることで戦争したがるんだ、ということが予め分かっていれば、自制心も働き、共通性を取っていくための努力につながります。