「心の殻」を取り払うには?Part3

6、孤独・孤立の殻

現実世界で地位や名誉を獲得しても、自殺や彷徨にはまってしまう天才的なアーティストや哲学者がたくさんいます。

「孤独、孤立の殻」がその段階です。自分の本当の考えや気持ちを理解してくれる人がいない、と感じるのがこの殻です。

 


特定の誰かと親密な関係を構築して、素晴らしいパートナーを得ると、この殻を突破できます。

 

 

 

7、スランプの殻

どんな親密な関係を構築しても有限アイデンティティからくる協力関係では限界が必ず生じます。この状態が「スランプの殻」です。

アイデンティティが「この体が自分」というレベルにとどまっていては、場全体が成長・進化するには限界があるのです。

 


スランプを超える粘り強さがあって発想の転換をし、生産性と創意性を高めることでこの殻を突破できます。

 


8、絶望の殻

最後に、自分以外の存在と繋がってHITOTSUになること(自我統合)ができずに、WINWINーALLWINができないことから生じるのが、「絶望の殻」です。

自分が何なのか?生きる目的は何なのか?完全に見失ってしまう状態です。

 

 

 

 


以上が人間の心の殻ですが、これを突破するのは容易ではありません。

根深い観点の問題により、否定のエネルギーを生じさせ、殻の中にクローズされるよう初期設定されているからです。

 


全ての根っこは〝虚無状態=自由意志が持てない=関係性に捕まってしまう〟ことにあります。

観点の問題を解決すれば、自由意志を得て全ての壁を突破できるのです。

 


旧い認識方式から新認識方式にチェンジすることで、観点の問題を解決でき、自由意志を獲得できます。心の殻を突破して人間の尊厳、無限の可能性を開花させることが可能になるのです。