自分だけが苦しいのか?
「なんでこんなに頑張っても頑張っても足りないのだろう?」
「こんなに辛い、苦しいのは自分だけか?」
そう思っている人は多いかもしれません。
辛い困難な状況に直面すると、どうしても自分だけがと思い込んでしまいやすいですが、そのような状況に直面するには社会の海がありますし、その社会の海には自分以外の沢山の人達が生きています。
だから、自分が辛いと思う状況も自分だけではなく他の多くの人達が同じ境遇にいることは容易に想像できます。
場合によっては、抑圧されたエネルギーが爆発してしまって、自殺や犯罪、殺人など最悪な結界に帰結してしまうこともあり、周囲の人はそのことを差別的に捉えがちですが、同じ社会の海、情報空間に生きる存在として、間違いなく一人一人に同じ事件を起こす種は無意識不覚に根付いているのです。
そのことに気づかずに事件を起こした人に対して、差別や偏見的な味方を重ねるのは、何の問題解決にもなりません。
自分の中にも同じ可能性の種が眠っていることを自覚し、
どうして辛い、苦しい、という感情を起こしてしまう社会なのか?とこの時代や背景に対して疑問や質問のベクトルを向けなければいけないでしょう。
無意識では全ての情報が繋がって、連携連動しています。
個人はなく錯覚なのです。
本当に人は部分につかまらず、全体を観察観測できるようになって、もっと賢くならなければなりません。