真似する事で精一杯、生きることで精一杯
人間は動物とは違い、考える存在です。
考えを持つからこそ悩み苦しむのが人間ですが、
そんな人間として生まれていることは、間違いなく人間としてクリアすべき宿命的な課題があります。
それはどんな課題でしょうか?
それは「人間とは何なのか?生きる目的は何なのか?」
といった本質的な問いに対して明確な答えを持つことです。
そのうえで、
「だから自分はこの生き方をする」
という姿勢で、尊厳ある自分で生きることが大切であり、そのために考えがあるのです。
考えがあるから苦しむのは人間の宿命ですが、
だからこそ人間だけが答えに辿り着けます。
これは他の存在にはない、人間だけの特権です。
この宿命的課題を超える、答えを得るという人間だけの特権を活かす生き方が
人間らしくいきることに本来必要な生き方です。
しかし、人類はこれまで多くの人が本質的な疑問や問題意識を持たずに生きる、
あるいは問題意識を持っても「私にわかるはずがない」と諦めたり。
答えを追求したとしても途中で座せてや放棄をしてしまい、
目の前の出来事に追われて、
結局、周りの人たちがやっていることを真似しながら生きることに精一杯な忙しい生活を送っています。
目の前のことに条件反射的に反応する、そのことに忙しい人生は
人間らしい生き方と言えないと思います。
慌ただしく化する条件や状況、環境に左右されず自らの意志を持って力強く生きていくためには、どんな問題をクリアしなければならないのでしょうか?