もう古い!デカルト的二元論

デカルトが打ち立てた心と物質を分離して世界を認識する心身2元論。

人間の合理的思考を発達させた思考方式であり、

西洋のルネサンスから現代にいたるまで世界中の人間の世界観は基本的にはこれに立脚して成立しています。

 


このデカルト的二元論を刷新するような思考方式は未だ誕生していません。

 


量子力学における粒子と波動の二重性が証明されている今日、

観察する側と観察される側を分離して考えるこの思考方式では真実を看破することはできないということ明確にさせるべきだと思います。

 


観察する側と観察られる側を分離しない思考方式、認識方式。

人間が今まで取り組んだことのないことなのでイメージしずらいことですが、

言語が変われば可能となります。

 


世界の限界は理解の限界。

理解の限界は言語の限界。

 


新しい言語によって新しい学問が生まれ、新しい世界、新しい可能性が見えてきます。