平和への一歩は、観点の仕組みを理解すること
人間は無意識的に分かり合えるはずだ、と相手に期待してしまう生き物です。
しかし、ある時は意気投合して信用できると思っても、ある時は意見かさが食い違って信用できなくなり、勝手に裏切られたと思ってしまうのです。
自分自身が勝手に相手に期待して、
勝手に裏切られたと思い込んで、
勝手に傷つく。
その積み重ねで人間の心は実はボロボロです。
そんな習性が観点の仕組みでもあり、観点の問題でもあります。
人間の心理の構造は、観点そのものと言えるでしょう
観点の問題があることや、判断基準の異質性が理解できれば、
それだけでも心の安定をかなりつくれます。
脳の癖、脳の観点により違いだけを取ってしまえば争いの原因になり、
「戦争の脳」を持ってる状態です。
お互い観点を持っていることをしっかりと理解し、
それに共に苦しんでいるということに共感することができれば、平和の出発点となります。
観点の問題を知り、判断基準の問題点から解放されれば、
相手とのたくさんの共通点があること、違いは少しだけだということ気づき、仲良くなり、互いの共通点や涙を活用したビジョンに向かっていけるようになります。