〝物質世界と精神世界の格差、アンバランス〟

 

1.建前文化によって生み出された無縁社会や観点固定によって生み出された恐怖心が蔓延している現状の中で、人間の精神性に対する体系的な研究は今なお幼少期の段階に留まっている。

2.21世紀になった今も科学技術は終わりなくイノベーション(革新)し続けているにも関わらず、人間の精神能力はかなり低いレベルの自己中心性(エゴ)に留まっており、聖人や賢人と呼ばれたソクラテスや釈迦、イエス等がいた時代から、人間の精神は根本的には発達していない。

3.人類歴史を見た時に、計量可能な物質の世界(不連続の世界)は数値化・データ化・方程式化され、科学技術の進化発達が飛躍的に起きたが、その一方で、計量が不可能な精神世界(連続の世界)は、2000年経ってもあまりあまり発展がなく、物質世界と精神世界の格差が広がっているアンバランスな状態。