新しい技術


人間の外的空間は科学技術によって開発され尽くした状態と言えると思います。

今、開発のベクトルは外の自然環境から環境から、人間の自らの中、意識空間や精神空間へと移っていっています。

 

 

 

Noh Jesuさんは以下のように人間の身体開発段階を定義しています。

身体1.0:通常の人間の状態

身体2.0:体の細胞がチップ化された状態

身体3.0:脳の細胞までもチップ化された状態

 


ITとバイオテクノロジーナノテクノロジーまたVRやAR技術の融合によりこのような流れは間違いなく今後加速していきます。

数十年後にはお互いの意識空間を入れ替えたり、体までも入れ替えることが可能と言われています。

そのようなことが現実になれば、自分とは一体何なのか、どこからどこまでが自分なのかよくわからなくなる人間一人一人のアイデンティティの混乱が起きる事態が生じていくでしょう。

 


科学技術では、脳の中にチップを埋め込む身体3.0までが究極の到達点となります。

人間の認知を司る道具である脳の開発に着手するところで、今の水準の科学技術は限界を迎えるのです。

 


人間はその先の世界、脳を超えた世界を扱うことは不可能なのでしょうか?

 


いいえ、その方法はあります。

 


科学技術では開発できない、人間の究極の内部空間を開発し、同時に科学技術の限界も補って次のステージの人間開発を可能にするのが、認識技術なのです。