モチベーションの源泉を見直す

今まで個人や組織が成長してきた根本にある原動力とは何だったでしょうか?

「周りの人よりもいい暮らしができるように頑張ろう」とか

「相手に抜かれないように頑張ろう」

「今よりも生活水準が下がるのが不安だから、維持できるように頑張ろう」

といったような、相手に抜かれることの不安や状況が悪化する恐怖が成長の原動力になっていたのではないでしょうか?

 

そのようなモチベーションの元で働く個人は、自分の本当にやりたいことに基づいたモチベーションを育てることができず、新しい発想は生まれません。

また組織も個人を歯車の一部のように扱うことしかできないでしょう。

 

宇宙の根本にある原理、仕組みを理解し、全てを一つで認識できる人たちこそ、

不安や恐怖で扇動するやり方を突破し、個人と組織の目標が完全に一致する世界を実現していけます。

 

なぜなら、全てが一つであることを理解すれば、他人や他の組織を追い落とすための競争は存在しなくなるからです。

 

そしてその認識方式を手に入れた一人一人の感情が歴史を動かす原動力となっていきます。

それほど、一つしかないことを理解した人の影響力、求心力は巨大なのです。

そのような人たちが集まれば、お互いが目的目標に向かって高め合う、シナジー効果を生むWINWINの競争しか存在しなくなります。