リーダーが持つべき要素
素晴らしいリーダーとはどのような人でしょうか?
素晴らしいリーダーの要素として、
1つは既存の固定概念を破壊して全く新しいアイデアを生み出し、それを現実化させる能力。
新しい、突飛なアイデアを聴くと最初はワクワクするものですが、いざそれを実現しようとするととても面倒なことが山のように降りかかってきます。
人は習慣性のあることはスムーズに取り掛かりますが、今までやったことのない新しいチャレンジは抵抗が出てしまい、気づいたら諦めてしまってることが大半です。
その面倒な気持ちを突破して、自らやる気にさせることがきる能力がとても重要で、
その粘りこそがアイデアの現実化力です。
世界のホームラン王の王貞治さんや史上最高のフットボーラーの1人と言われるリオネル・メッシ選手も「実現するまでやらないのであれば、それは努力とは言わない」といっていたそうです。
飛び抜けて大きな結果を出す人は華やかで簡単に結果を出しているように見えますが、裏には凄まじい粘りと自分の中にある怠惰に負けない意志が隠れているのでしょう。
2つ目は多様な構成員の共通を取って、同じ方向に向かっていけるビジョンを提示できる能力。
バラバラな集団をまとめるには何が必要でしょうか?
誰にでもわかりやすい綺麗な言葉でしょうか?
誰の注目をも惹くことができる目に見える華やかさでしょうか?
それらは副次的なものであり、本当に大切なのは
どんな意志を持っているかです。
その意志によって多様なバラバラな情報や人が引き寄せられ、
それらの共通性も認識できるようになり、
自然と外見や表現も秩序立っていくのです。
リーダーシップは何もそのポジションにある人だけが意識すべきことではありません。
誰しもが自分の認識するこの宇宙を経営するリーダーなのです。
この自覚を持つことで、新しいアイデアを現実にする粘り、多様な存在をまとめる意志力が育ち影響力のあるリーダーとなっていきます。