脳の仕組みを理解する
五感で捉えたバラバラな情報は脳に集約されて、
それを組み合わせることで現実画面を形作りますが、
脳は過去のイメージに依存して、バラバラな情報を組み合わせるため、
「経験したことがあることを繰り返し見る」
ようになっています。
つまり、
自分が経験したこと以外のものは分からないし、
見たり聞いたり経験したことがないものはイメージができないのです。
今まで私たちは世の中が経験的に認識してきたことをベースにして作り上げられた教育を受けてきました。
そして、その教育によって理解した共通認識を基準において、物事を判断してきました。
なので教えられたこと以外は分からない。
教育によって、分からなくさせられてるとも言えます。
未来を考えてるようで、
過去の事しか考えることができないのです。
このようなことを明確に分かり、
ありのままに受け入れることできれば、
自分の過去の経験体験からくる思い込みにはまることなく、
より客観的かつ冷静に
自分や相手、ひいては社会を観察していくことができるようになります。