理想と現在地はセット
人は変化しようとする時に、「どうなりたいか」というゴールばかりに目が行きがちですが、
本当は今がどういう現在地なのかを、ありのままに認めることが変化には不可欠です。
変化はAからBに変わるという対称性、ペアが必要です。
理想ばかりで現在地の診断というペアがなければ、
自分の中で「なぜその理想に向かおうとしているのか」ということが整理されず、目標に向かうエンジンが弱い状態です。
また自分の現在地や心の状態を認めないままで、理想ばかり追いかけることは客観性を欠いた現実逃避にもなりかねません。
自分が理想に向かって変化したい!と思う時は、
今がどういう状態で、なぜ理想に向かわなければならないのか?ということを
常に整理するのがいいでしょう。