受験のモチベーションて何?

私たちが小さい頃から当たり前だと思い込んでることの1つに「学校に行くこと」があると思います。

 

日本は中学校まで義務教育ですし、よほど理由がない限り、大体の人は高校までは進んで行くと思います。

そして、よほど志高い人を除けば、「周りの人が大学に進学してるから〜」とか「親に行けて言われたから」という、なんとなくで大学受験を受けるのだと思います。

 

「こんな作られた環境を走るようなこと、とっとやめちまえばいいのに。。」と心のどこかで思いながらも、夜遅くまで必死で勉強することを止めない受験生がほとんどです。

 

なんでこんな苦しい思いしてまで頑張んなきゃ行けないんだろ。。

 

受験やめたいのに、やめられない。。

ドロップアウトしたいけど、ドロップアウトできない。。

なんでみんなやりたくもないことを、こんな必死に頑張るんでしょう。

 

 

それは、、

「褒められたいから」

です。

 

この

褒められたーい!!

という欲求は強烈です。

宇宙の外まで届かんばかりの勢いです。

 

 

私たちは小さい頃から暗記を沢山したら親や先生から褒められて、それを楽しみにどんどん暗記します。

「必死に覚えて褒められる。」が小さい頃から習慣化されているのです。

 

大学受験まではいいんです。

大学生活もよしとしましょう。

学生さんだから〜とちやほやされるので。。

 

 

ここから先に地獄が待っています。。

社会人生活

 

大人になると褒められる機会が少なくなるので、生きることがイマイチ楽しくなくなり、やる気が出なくなります。

 

「頭の中では仕事めっちゃ頑張りたいんだけど。。

全然やる気でん。。上司に怒られるの怖い。。会社行くのに吐き気する。。」

こんな人はさぞ温かい家庭で育ったのでしょう(^_^)

 

 

「褒められたいから頑張る」が習慣化されていると、自分の組織のリーダーや力のある人から認められたい、褒められたいという認定欲求がモチベーションとなります。

 

この状態だと組織のリーダーや力のある人の価値判断・意志決定に合わせてしまうので、自分で価値判断・意志決定ができません。

 

自分の価値判断・意志決定ができず、他人の目を気にするのに忙しくなってしまいます。

 


だから、「褒めて伸ばす」とはよく言いますが、褒め方を上手にしないと〝個性を殺す〟という怖い結果を招きかねないのです。

 

 

受験を控える学生の皆さん!

お夜食を食べながらでも、一息ついて、

ぜひ自分の胸に手を当てて問うてみてください。

「自分は何のために大学に行きたいんだ?

周りに褒められたいだけなのか?」

と。