自分は自分か?あなたはあなたか?
成功するためには、自分自身を知ることが大切ですが、
自分自身を知るためには、
そもそも「自分はどうやって作られてきたのか?」を遡って知る必要があります。
人は生まれ育った環境(家族や友人、地域、教育など。大きく見れば文化文明)によって影響を受けて、自分の価値観が作られ、色んなものを認識し、判断するようになります。
環境は意識に上がる範囲、本人が自覚できる範囲で影響を及ぼすこともあれば、知らず知らずのうちに、無意識へ影響を与えてることも大きいです。
そのような意識と無意識、両方に作用する環境によって、
自分に対するイメージ、他人に対するイメージを固めていきます。
自他のイメージはコインの裏表です。
1つの環境という要素から、2つの自他というイメージが作り上げられます。
環境というシステムによって、自他に対するイメージが作られるだけであり、
そのイメージは虚像です。
もしも違う国や地域、思想背景の環境で生まれていれば、
同じ物事に出会ったとしても今とは全く違う解析でそれに出会うことになるでしょう。
だから、今の自分にもし納得がいかなくても、他人にいくらムカついても、
それは環境によって作られた価値観による、自分や他人に対するジャッジメントであり、
絶対視する必要はないのです。