比較するから、競争が生まれる
自分が持たないものを持っている人を見ると、
羨ましいとか、超えてやりたいという気持ちが沸くことがあると思います。
人は誰1人として完全な観点を持っていません。
そして不完全であることは完全な状態を目指そうとします。
だから他人と比較することを通じて、
自分の観点の完全性や正当性を証明しようとするのです。
自分の観点が完全で絶対に正しいと思い込んでると状態は、
他人との相対比較を誘発し、
条件状況によってコロコロ変わってしまう不安定な心を生み出します。
それは不安や恐怖を誘発し、それが反転すると闘争心や競争心を生み出します。
相対比較
これが人類500万年が闘争の歴史である根本原因です。
何ものにも揺らがない絶対的な基準、絶対的な心の安定性を
持つことができなければ、
恨みつらみに後押しされた、人間の戦争は終わらないのです。