自分が見せる、自分のスクリーン

脳の仕組みと心の構造が明確に分かれば、

実際自分が見ている社会や世界が、

自分の脳が見せる立体スクリーンであることがわかります。

 


自分の信じている観念に基づいて、

全員がそれぞれ違う映像を見ているのです。

 


自分の経験したことや記憶に基づいた、

思い方や在り方次第で、

見えてくる映像が違うのです。

 


人にバカにされどうしても許せない怒りが湧き出る経験があったなら、

人と会うのが煩わしくなります。

逆に、

困っているときに人に親切にされ暖かい気持ちなった経験があるなら、

人と会うのが楽しくなります。

 


本当は繋がっているすべての現象を、

五感覚で分けて認識し、バラバラの観念で理解するクセが染み付いているので、

無意識でオートにすべてのものを分けて認識するようになってしまっているのです。

 


この状態は正常だと普通なら思うかもしれませんが、

この分離意識は人間の心を他のものと分けてクローズにしてしまい、

孤立させてしまう原因になるのです。

 


私たちは外を見ているようで、

実は自分の中、自分の脳が見せる立体画面を見ています。

だからすべてエネルギー的に1つに繋がっていますし、

自分の認識、アイデンティティが変われば、

すべてが変化するのです。

 


だから、

「自分がどう思うか?」というアイデンティティが重要になるのです。

 


自然災害や社会的な問題、友人、家族の間で起こるものなどすべての問題はバラバラの認識しかできない、私たちの認識が起こしています。

これは当然の結果体なのです。

 


すべてのつながりが分かれば、

必然的に自分の内面世界も平和になり、

その結果外面世界も平和になる。

これが自然のメカニズムなのです。

 


すべての現象の方向性を決定する、その鍵を握っているのは、

他ならぬあなた自身なのです。