本質的な疑問を解消したい個人、その答えを提供しようとする組織

人は「自分は何のために生きるのか?」といった本質的な答えが知りたい存在です。

そして、その答えを提供し、方向性を指し示す役割をするのが組織でもあります、

 

現代人は基本的には自分が賛同する信念をもった組織に所属する選択ができますが、歴史を振り返るとその信念に個人を集中させるために、暴力や法律、観念になどによって不信・不安・恐怖の心理作用を組織が活用した時代がありました。

 

現代ではその心理作用を呼び起こすために、主に資本主義が機能してきます。

商品、制作、販売、賃金、家族の生活、相対比較、競争心理など、

資本の論理とお金の力を道具に、不信不安恐怖の心理作用を利用して、

多様な選択を一つの方向性に強制しています。

 

人類はずっとその競争手段、方法、道具として、暴力・財力・魅力の競争のベースの上でさまざまな発明や想像をし続けているのです。